さよなら、また会う日までKovalm

当初Kovalmでの滞在を2、3日と考えてたけど居心地良すぎて1週間になった頃、町で会う人に冗談混じりに、こいつは俺の息子だ俺の日本の息子だ!

と言ってくれるパウリーや、パウリーと一緒に旅をすれば良いじゃないか、今度はいつKovalmに戻って来るんだ、と言ってくれる顔馴染みのKovalmの人達がすっかり好きになってしまった、当然めんどくさい奴もいるし、ホントにこんな奴居るんだと思うディズニー映画から出てきたような一緒に居ても踊ってばっかで人の話を聞かない奴が居たり。

この場所がすっかり好きになってしまった自分に【俺は旅人だ同じ場所で留まるのは旅じゃない】という葛藤とを日々持ち続けたまま明日は行くよと言いながらついつい長居してしまったKovalmだけど、ようやく決心をつけ、パウリーに「明日コチに向けて出発するよ」と言うとパウリーは「俺たちは旅人だ、移動していくのが旅だ」と返されてしまい、一緒のタイミングでウシャハウスを出る事にした。

パウリーはサムドラビーチの近くのシバハウスへ俺はコチへと旅立ちの日、いつものようにホテルレシマへ2人でお気に入りの絶品エッグカリーを食べて近くのバスターミナルへ、バスターミナルでパシャリ
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トリバンドラム駅からインド初列車でコチへ、日曜のホームには沢山の人で、列車が見えてきたら何故か何人かの男性が線路へ降りて行く、何してんだろ?と思ってたら列車が止まる前からホームに居る人達が走り出して飛び乗って行く、線路に降りた人達は列車によじ登って乗り込んで行く、ホームに居る人も列車が止まると降りる人も関係無しに無理やり乗り込んで行くという有り様、負けじと乗り込んでみたら席は空いてないけど、よく見ると人が座ってる上にも席があってそこが空いてる!

満員の通路でサンダルを脱ぎ座席の下へ、裸足で2階席によじ登って場所を確保!

2階席からの眺め



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コチに近づいて来るとどんどん人が増える


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ちなみに2階席の下には当然人が座ってて足を下に降ろすと下の人に叩かれますw

靴を脱がなくても注意される。

中には強者も居てバンガロールまで27時間この満員電車に乗るインド人も居てそいつにヒンディーでコロナウィルスのネタにされたw

コチに着くといざフォートコチへFortは直訳すると要塞なんだけど、まあ言ってしまえば長崎の出島みたいな感じで大航海時代に寄港先として栄えた場所、今もヨーロッパの名残を残した街並みがあったり、クリスチャンが多く居ます。


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こんな学校通ってみたい!


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ただの本屋がこんな感じオシャレ!!


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コチにはホームステイが商売として定着しててドミトリーより安くて快適!

AC無しで400ルピー


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ベランダからの眺め
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ただ1つ誤算だったのが同じ西海岸でもKovalmとCochiでは気温が全然違う!

日中は暑すぎて出る気がしないからファン全開と水シャワーでひたすら昼寝するしか無かった。

kovalmでフィンランド人とホームステイ

いざ料理教室、リキシャを借りてコバラムの隅っこサムドラビーチへ来たものの探せど見つからない、5つ星ホテルの中にあるかもと思って聞き込んでも無し、こりゃダメだと思って仕方なくコバラムのビーチへ向かう途中、さすがに歩き疲れて日陰に入って休んでいると、隣のおじいちゃんに話しかけられる。

向かいの散髪屋は腕が良いとか話してると俺の住んでるとこは500ルピーで家主は狂ってるぞ。

500ルピーは安いから行きたい!

え!?お前来たいの?じゃあ一緒に行こう。

という事になりウシャハウスへ

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このじいちゃん、パウリーバイツェネンさん御歳70歳は7代前はジプシーのカレ族を祖先に持ち、元内科医で人が好きで、酒が大好き、ジプシーに誇りを持ってるのか必要な物で直して使えそうなら何でも拾って持って帰ってしまう。

フィンランド人でスウェーデン語や英語、たぶん他にも話せるんだと思う。

ビールを受け取る時はアル中の真似をする。

ナンパの手口は、髭を引っ張ってみる?をゼスチャーでする

右腕にはジプシーの家紋のタトゥー、町で会う人と会話に困ったら袖を捲って力こぶとタトゥーを水戸黄門バリに見せる。

左腕には可愛い2匹のイルカと女性の名前の刺青

口癖はThis is mathematics(コレが数学だ!)

 

内装はこんな感じ

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バルコニーからは池が見え、みんなここで洗濯したり体を洗ったりしてる、時折屋上のタンクの水が無くなる時があり、その時は一緒に洗濯したり水浴びしたりしてた 。


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同居犬のアプ、めっちゃクレバーで賢い、実は飼い主より賢いと思う。

朝食には必ずついてきて、お店に入るか自分が満足したら帰る。

アプは実はウシャの亡くなった旦那さんの名前で庭に墓石があるんだけど、時折ウシャのベンチになっている。

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同居猫のウパ、2匹の子持ちで旦那は夜に餌を目当てにしか帰って来ない、ダメ亭主が分かるのか毎回アプに狙われる。

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ウシャは4人の子持ちで2人は社会人、彼女はお世辞にも知的とは言い難く、何より道具の使い方も分からないしヒンディー語も読めない、最近になって知ったんだけどインドには16の言語があるらしく彼女はたぶん少数派の言語なんだと思う。

ミルナード州などはタミル人が多く当然タミル人が使うのもタミル語、だからインドではバイリンガルな人が多く、その多くは英語、インド人同士の会話も英語だったりする。

ポンディシェリーとかだとフランス語を使える人も居る。

ともあれ、彼女も客商売だから当然英語を少し話すけど基本ゼスチャーで伝わらない、とにかく今まで見た中でもトップクラスの雑、口癖はパウリーャメンタルプロブレム。

 

庭に落ちてたココナッツ、この後割って食べた
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庭にジャックフルーツ


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これ以外にもバナナやマンゴーなども植えてある。

当然nonACで池が近いせいか蚊が多い。

時折デカいネズミがやって来てはウパに追い回されたり、リスやフェレットが迷い込んで来たり、ウシャがやらかしたり、パウリーがからかったりと飽きない。

 

パウリーはネックが折れてガムテープで補強してある小さなギターを持っていて、ヤシの枝を拾っては、コレ見ろギターに使えるぞこの厚み!と言っていた。

ある時そのギターなんで折れたの?って聞いたらI take a throw 自分で床に放り投げて折ったらしいww

時折壊れたギターでノリノリで歌ってくれるけど、ある時ガムテープで補強した部分を後ろに曲げると音が変わる事に気付き曲げて遊んでた。

ヤシの枝とココナッツの子供
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41歳、70歳に数学を教わる、このじいちゃん賢い!


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彼はサングリアを作ってて、クローゼットが彼のワイナリー、散歩の目的にはフルーツの買い出しも含まれてて、ある時台所にあった米を入れてライスワインって言ってた。

サングリアの発酵プロセスと入れる果物を説明してくれた紙。


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フィンランドではタンポポやブルーベリー、ラズベリー、コケモモ、ブドウ、カシス、水、ワインなどを入れて酸っぱくして発酵を遅らせながら毎日砂糖を入れて調整する、4日目から果物を1度出してもう一度新しい果物を入れてた。

テイスティングして変化を楽しみながら様子を見て発酵を止めたくなったらブラックティーを入れるらしい。

 

パウリーに教えてもらったチェス、最初の3回ぐらいはアドバイスしてもらったけど3回目ぐらいで勝ってから、もうアドバイスはしないからな!

と冗談混じりに言ってたけど時々アドバイスしてくれる。
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ホームステイ先から少し歩くとビーチ
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車が入れないのでこんな卵屋さんも居る


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パウリーはサンダルを履くのが嫌らしくいつも裸足で、ある時は地面のコンクリートに蹴つまづいて血だらけで笑いながら、my left foot is sometime super stupid サッカーのボールと間違えて地球を蹴っちゃうんだ!

とか言ってたww

またある時はインドに来てから蚊の集中攻撃を受けたらしく左足にポツポツと怪我があって、散歩してたら怪我から血が出てて、何があったん?って聞くとチキン、チキン!はい?ニワトリにつつかれちゃったんだ!まじで!yes!!みたいな事があったり

またある時は、コロナウィルスの話になって

I have a coronavirusu! !   This is coronavirusu!!  Look!とか言って怪我やタトゥーを見せてた。

ワーファリンの話になった時はお前は若いじゃないかそんなに飲まなくても良いはずだ!と真剣になって色々聞いてくれたり。

ともあれいつも笑わせてくれて、お喋り好きなこのおじいちゃんがすっかり好きになってしまってkovalmでの滞在が長くなり、このじいちゃんのおかげで知り合いも多くなってしまった。

 

 

 

 

カーニャクマリ、ベンガル湾、インド洋、アラビア海が集まる町

カーニャクマリへ着くともう辺りは夜で、ひとまずチャイでまったりしてターミナル近くの宿に チェックイン、1晩1500ルピーはいつも300ルピーの宿で過ごしてたからめちゃめちゃ良くて、久しぶりのホットシャワー、
ホテルのレストランに味の素使ってない看板
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併設されてるスイーツ屋さんで食べたプラムとココナッツをパームシュガーで固めたコレがめちゃうまくて8個も食べ、翌朝もテイクアウト
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カーニャクマリの町に来るとこれまでのタミルナード州と違って教会がちらほら
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カーニャクマリには海の上に寺とお偉いさんの像があってリゾートってよりは聖地らしい
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ホテルの屋上にて朝日を待つ人達
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下はめっちゃ人おる!
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カーニャクマリで少しまったりしてからリキシャで移動、1番しっかりHPを作ってある料理教室があるコバラムへ!

カライクディ、チェディナード料理を求めて

ポンディシェリーからカライクディへ移動してチェディナード料理を体験するために、ネットで調べてみるとインドで美味しいレストラン5位だったかで更に料理教室のHPページもあるバンガラへ!

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店の中はアンティークだらけ?らしい


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最初こんな感じで
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後からどんどん出てくる
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1つとして同じ味は無く、ひとつとして美味しく無いものが無い、途中ライスもレモンライスにチェンジ、飽きない、次々違うのが来る、飽きないもうお腹いっぱいやのに!自分の食欲に危うく殺されかけ、後で料理教室をお願いしたら、どうやら料理教室ってより料理学校みたいで、入学出来そうなら連絡するとの事で連絡先だけ交換しておしまいでした残念!

ホテルで休んでから少し小腹が空いた時間に、カライクディのブログで絶賛されてたフレンズへ
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夜だからミールスは無くてエッグドーサとチェディナードペッパープラウンがめちゃめちゃ美味くて、今まで食べたエビは何だったんだと思えるぐらい美味かった!
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翌日も朝食をフレンズで
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蟹が美味いとブログに書いてあった頼んでみた、ペッパープラウンの印象が強くて期待し過ぎてしまったけど確かに美味しかった。

カライクディはアンティークと美食の町でご飯食べたら何もする事が無いのとチェディナード料理の本家で体験したし居ても仕方ないと思って近くのバスターミナルからカーニャクマリへ

ポンディシェリーラブ

レストランを出て、列車のチケットとかバイクレンタルとかも近くにあるホワイトタウンに行こうと思って検索すると、オーロヴィルのお墓を巡礼する人達向けのゲストハウスが安いとの事で、mothers gesthouseへ
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表の看板には400ルピーって書いてあったけど安い部屋って聞くと300あるよって事でチェックイン!

朝から原付借りて駅へ列車のチケット予約取るのに列車番号、曜日、住所、電話番号、どこから、どこまでか、昼飯はいるか、ベジかノンベジか、クラスは何等が良いか、ネットでの検索しても列車番号がむずい!


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窓口で聞いても無いわねのひと言、これを毎日1回計3回やっても予約取れなくてまぁいいや、飛行機でいこ、と思いながら、

次に服とかバティック安いから買ったけどだいぶ荷物が増えたから日本に送る荷物を作って送ろうと思ってマーケットに買い出し、
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本屋の4分の1が哲学本!

深いなインドは。

荷物を揃えたらpost officeへ
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料金はこんな感じで航空便オンリー、めちゃ安い!

船便並に安いから船便無いんやなー。

ちなみに郵便局には梱包やさんも居て荷物も梱包してくれます。


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ちょうど5キロで梱包代合わせて2100ルピーだったかな

ちなみに関税の申告はこんな感じ


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無事?途中パスポートのコピーと関税の申告用紙を2回コピー取りに行った。

今日はミッションコンプリートやなーと思ってふと海岸通り行ってみようと思いつき、夕闇迫るポンディシェリーロックビーチへ
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めちゃめちゃ人居るし、確かにめっちゃ気持ちいいもんなー


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翌日も列車の予約にトライして取れず、もういいやとりあえず旅行代理店に行こうと思って店に入ると、マドゥライまで行きたいんやけど?8000ルピーだ、いや列車で行きたい、オンリータクシーだ、うん?ちょっと待てよ飛行機でマドゥライまで飛んでもタクシー掛かるし、カライクディまでいくら?往復か?いや片道!7500だ。明日出れる?分かった何時だ?11時。じゃあ11時にどこに迎えに行けば良い?携帯見せる、おっけー、じゃあ今7500払ってくれ、分かった。

という事で急遽カライクディに行ってきます。

 

 

ポンディシェリーの流行りはハウスらしいf:id:Maaqn:20200125135907j:image

ある小説に出てくる赤いバナナ、確かに普通だった
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1日1食ドーサ
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1日1食ミールス
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1日1回海岸通り
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レストランよさらば!

その翌日の話、さすがに何も勉強にならんし料理教室行こう、と思って行ってきました。

ここポンディシェリーではカルチャーセンターがあって週に2回料理教室やら、英語フランス語、ヒンディー語の語学教室をやっている。

カルチャーセンターのスタッフが紹介されている。
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こっちのというより、日本以外の料理教室ってみんな楽しむんよね、めっちゃ!

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料理を教えてくれたマニフィーアさん
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仲良くみんなで実食!
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帰って少しすると前日偶然レストランに来た日本人のエリさんと待ち合わせて少しポンディシェリーを観光。


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ラジャジールに借りたヒーローホンダ
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彼女を送るついでにオーロヴィルの中へ
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めちゃめちゃ良い所やなーとしみじみ。

 

 

その日の夜の出来事、いつもみたいに3人と今日は1人ザホーの友達も加わって4人で酒盛りしてるとザホーが、ラジャジールはカジュラホの家に嫁と小さな子供を置いて月に7000ルピーで働いてんだ、お前こいつに世話になっただろちょっとは恵んでやってくれよ。

いや、世話にはなったけど、いくら払える?ハウマッチ?俺の旅もまだまだ続くからそれにもお金が要るんだ、だから今渡せるのは2000ルピーかな、お前明日出ていけ!分かった!

おい2000ルピーなんて2日で無くなるぜ!お前今日何に使った?

バイクレンタルで600、SIMカードで800飯食ってガソリン入れてランドリーで2600ルピーかな、ほら1日で無くなるやん、まてまてSIMカードは今日だけじゃ無いぞ、じゃあSIMカード引いたらなんぼ?1800ルピー。ほら1日やん!お前世話になったやん。いや俺も仕事して助けたやん。いやこっちは助かってない!じゃあ昨日の夜は?俺は2000ルピー払ったぞ、お前ら助けただろ?確かに、じゃあ1日1500ルピーの宿代払ってくれ6日分だから9000ルピー、Why高い!booking.comの1日400ルピーでホットシャワー、シングルルームを見せる。

ノーホットシャワー、ノーベッド、セイムプライス?ノーノーノー。

じゃあいくら払えるんだ。

オンリー400ルピー!

分かった熱くなんなよ明日話そう。

 

店を閉めてる時に、ザホーの友達のナイスガイが、お前ちょー良かったぜナイス!お前も瞑想やヨガしてみろいいぜ〜、じゃあないい夜を!

で早朝2000ルピーだけ渡す、サンキュー、ザホーとラジャジールのI'm sorry.ノープロブレム、ドントウォーリー、お前はいつでも帰ってこいよ、食べ物も家賃もタダだからな、分かったよじゃあな!

 

 

後日ザホーの所に忘れ物を取りに行ったら、お前チュチュ覚えてるか?アイツこの前誕生日だったんだけど、仕事のし過ぎで腰やっちゃって今入院してんだ、はぁ?マジで!マジで、スパイス・ガールズでめちゃめちゃ腰を振ってたけど無理してたんやなぁさすがプロ。

何ともハチャメチャなインド人とのやり取りはお金よりも価値があるものに思えた。

いざインドへ

インドに入る前にちょっと遡ってタイのチェンマイで出会ったインド人が居てそのアミットが言うにはインドに来たら連絡しろ、レストランを紹介してやる。

と言われてて、いざタミルナード州のチェンナイへネットで見るとarrival visaが簡単に取れるとの事でまあ良いかと思ってvisaを持たずにインドに到着、日本人と韓国人のarrival visa専用ゲートから入ろうにも、え、何お前のvisa持ってないやん、だからarrival visaだって、用紙は?持ってないよ、分かった着いてこい、から始まり、悪戦苦闘してやっと書き終わったと思ったら、お金はあそこの事務所カードで払え払ったら戻ってこい、という感じでやっと入国出来たのは空港着いてから3時間が経った深夜2時、空港のロビーで寝て
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早朝チェンナイ空港
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新しい町に来るとまず〇〇日本人宿で検索すると以外にも良い情報があったりするんで、毎回してからbooking.comで検索、宿の当たり外れはほんま命懸けというのをバンコクで経験したからこれをするようになって外れがあんまりない。

デイユースした先から歩いてすぐ牛がゴミ漁りしてる、そっか牛食わないもんな、インドは
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朝食を食べて宿に帰って少し休んでからまずはタラブックスへ行ってみると、ポンガラ祭りで休みなんだ明日は?明日はポンディシェリーに行く、なんだ彼女も今ポンディシェリーに居るぞ、ポンガラはポンディシェリーが有名なの?そうだよ、おっけーサンキュー会えて良かった、という感じで中は見れなかったけど歩いてバス停へ
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バス停は凄い人で、近くに居た旅行者らしきインド人にポンディシェリー行きここか?俺らも一緒だよ、今ポンガラの渋滞でバスが遅れてるからUVERで一緒に行かないか?

みたいな話になり賑やかな感じで出発、途中運転手も交えて去年はポンガラ祭りがきっかけで3組も結婚しただの、とか雑談しながらレストランへ到着
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レストランの裏の家へホームステイさせて貰える事になり南インドの料理を学びたいんだと伝えると、おっけー任せとけ、イタリアン、チャイニーズ、ノースインディアン、サウスインディアン、何でも教えてやる!いやいや、南インドだけで良いオンリーサウスインディアン!

てな感じで店長のラジャジールとのやり取りがあり、その日からレストランでの下働きが始まった。

1日目向かいの服屋の店主のザホーも何故かよくレストランを手伝ってて、仲良くなりホームステイも男3人で飲みながらアホみたいな話をして終わる。


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2日目レストランで働きながら、ザホーが今夜は友達が来たいって言ってるんだけど2人連れて来て良いか?

良いよ、後ビールを買いに行きたいんだけどお前の金出してくれる?なんぼぐらい?1000ルピー、おっけー、てな感じで来たのがミャンマー寄りの北インド人女性2人、見た目はインドってよりミャンマー系、一応自己紹介したけど名前忘れた、あなたどこから来たの?(この間1人はよく分からん30センチぐらいのインゲン豆に似た豆の皮をピーラーで一生懸命剥いてる)日本、まぁ日本は長崎と広島にアトミックボムが落ちていっぱい死んだじゃない、それなのに今はテクノロジーの最先端じゃない、そうだねー、凄いはねー日本は所で私の名前覚えてる?めっちゃ考える、忘れちゃったのよね、ごめん時々忘れるんだ、いいのよ良いの謝らなくても、あなたの名前何だっけ、サカイ、サカイ初めまして、私の故郷ではサカイをククーって言うのよだからあなたはククーね、おっけー、ところで私の名前は?ククー!、まぁあなたと同じ名前なのね!ナイストゥミーチューククー!ナイストゥミーチューククー!

豆とパクチーファランをガピが入ったスパイシーソースに漬けて食べる、豆はただひたすら苦くて不味かった。

私ダンスが好きなのよね、ねぇ踊りたくない?めっちゃさっきから踊りたいアピールするやん、おっけー、食器を片付ける、あなたの携帯良いわねLanguageを変えといて、カーペンターズのカバーでシャララ知ってる?良いこのタイミングで3回叩くのよ、みんな思い思いのポーズで叩く、にしても同居人の2人のリズム感の無さよw、それもまたおもろい、あなたのステップどうやってるの、分かったこうね!一緒に踊りましょ!ってな具合で数年ぶりで楽しい夜は、今度はもっと大きなステージを用意しといてよね!おやすみチュチュ、おやすみチュチュ!でお開きとなりました。

 

翌日はポンガラ祭り家々に飾られてます。
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ヒンドゥーの寺が会場で当日はみんな着飾ってます。

女性は特に気合い入ってる。
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山車も登場
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この後楽団が次々入って来て、飾ってあったバナナやみかんを投げ始めます。

最後に空砲の音を合図に牛達が走り出してフィナーレ!

町中が余韻に浸ってるのか終わった後もみんな気分で山車を出して渋滞になったり、トラックの荷台にちびっ子いっぱい乗せてお祭り気分だったりと、1日楽しんでました。

いつもまったりのレストランに居着いてる犬、我関せず。
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